2016年07月13日

先輩保育士が教える「連絡帳」の書き方のコツ

保育士と保護者の間で毎日やり取りされる連絡帳。
書き方や伝え方に悩んだ、という保育士さんも多いのではないでしょうか?

保護者にとっては仕事で様子が分からない保育園で我が子の過ごし方を知ることができる唯一の方法です。
保護者にはきちんと伝えたいものですよね。

でも、ちょっとした気遣いで、うまく伝わらなかったり、誤解されちゃったりしていませんか?
今回は連絡帳の上手な書き方についてご紹介したいと思います。

kenpa_color_fumira.jpg

連絡帳のコツ①「5W1H」

何でも文章を書く時には気をつけたいことです。

・WHEN(いつ)
・WHERE(どこで)
・WHO(誰が)
・WHAT(なにを)
・WHY(なぜ)
・HOW(どのように)

ということを頭に思い描きながら連絡帳を書いていますか?
この要素を全て気をつけながら文章を書けば、子どもの様子も伝わりやすいものになります。

例えば

「今日、〇〇ちゃんは砂場で朝の活動をしました。」
という内容も

「今日、〇〇ちゃんはお外に行きたかったようです。
 午前中の活動で、〇〇くんと一緒に砂場に行って遊びました。
 スコップや型押しを使って2人でままごとをしていましたよ。」

としてはどうでしょうか?
保護者としては上の文を読むより遥かに保育園での活動内容が分かりますよね。

出来事のみの報告ならわざわざ連絡帳に書かなくてもいいのです。
この活動を通して、子どもたちがどんな風に感じてどんな風に成長していくのか?というのを感じる文章にしてみましょう。

そんなに毎日エピソードがない!という人は、遊びのことばかり書こうとしていませんか?
子どもの活動は保育園で遊びだけでしょうか?

登園から、色々な時間があります。
そのどの時間でもエピソードはありませんか?

もう少し視野を広げてみてみましょう。

連絡帳のコツ②「ポジティブな内容を!」

例えば、あなたの担任の子どもが給食で出た野菜が食べられなかったとします。
その事を連絡帳に書く時、どうしますか?

「今日の給食ででた、ピーマンをいつまでも食べられずにいました。
 おうちでも少し練習してみてください。」

「今日の給食にはピーマンが入っていて、食べにくいようでした。
 でも、目を閉じて一口食べて頑張ってましたよ!
 おうちでは苦手なものはどうやって食べていますか?また教えてくださいね。」

どちらの文章の方が保護者が気持ちよく読めますか?

確かに給食で出た野菜を残してしまうのは、あまり良くないことです。
そういったネガティブなエピソードもちょっとした切り口を変えたりすることで、ポジティブな内容になるんです。

偏食の強い子に食事指導をしたい、と思っている時は更に注意が必要です。
偏食であるというのは、保護者の方が痛感していて、他人からあまりつつかれたくないポイントであることも多いのです。

園での支援はどうしているのか?
ただ残しただけではなく、一口食べたらいいよ、と許しているのか?

前回の時より成長しているのか?いないのか?
そういった具体的な内容を保護者に伝えてあげるようにしましょう。

そして、最後には、一緒にこの問題に取り組んでいこう!という方向性を示すのです。
家庭でそういった協力が見込めない時でも、少しずつ伝えていくことで子ども自身が頑張ることもあります。

連絡帳は折角の保護者とのツールです。
一言書きたすだけでも保護者からしてみれば嬉しいものですよ。

連絡帳のコツ③「書きっぱなしはダメ!」

けんかやトラブルと言うのは、小さいものもから大きなものまでたくさんあります。
連絡帳に書くエピソードとしても十分です。

しかし、連絡帳に書いているからと言ってその後のフォローが一切なし、というのはいけません。
乳児のケンカでは、言葉の発達が不十分なので「噛み付き」や「ケガ」に発展しやすいものです。

しかし降園時には担任の先生から説明がなく、帰宅して連絡帳を開いたら「喧嘩した」と書かれてた、となるとどうでしょう。
トラブルや喧嘩、更には保護者からの質問内容への返事は、詳細に書かないといけないことが多いのです。

そう言った時は必ず主任の先生や園長先生に相談して、連絡帳に書くかどうかを相談しましょう。
文章で報告するというのは、こういったデリケートな問題の時は誤解されやすいものです。

必ず自分が保護者と会い、説明しなくてはいけません。
その方が、誠実ですよね。

保護者を安心させてあげるためにも、実際に話をするというのが大切なことになって行くのです。

時間がない!それも分かります

連絡帳というのは毎日書くもので、降園時までには渡さなくてはいけないものです。
時間がなくて焦る!という人もいるでしょう。

しかし保護者にしてみれば、大切な思い出ノートになっている人もいるのです。

毎日、書くことが同じで、何をどんな風にかこうか?と悩む気持ちも分かります。
連絡帳だけではないですもんね。

しかし、他の保育士さんの連絡帳を見てみると、自分なりの努力をして、伝わりやすさを求めています。
そこに書き方のルールなんかは有りません。

著者

現役の保育士です。そのみち10年以上なのでベテランと自慢できる域・・・?

まとめ

千差万別で、とっても魅力的な連絡帳です。
どうしても困った時は、連絡帳の書き方、のような本もありますので、一読してみるのもいいですね。

どちらにしても、連絡帳をきちんと書きたい!と思っているあなたは、一歩前進しています。
諦めずに、頑張って下さいね。

posted by 保育士 at 19:00| Comment(0) | 保育士 連絡帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。